連載 病院めぐり
高松赤十字病院
野々垣 多加史
pp.110
発行日 2005年1月10日
Published Date 2005/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409100160
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四国の玄関口であり,また中枢でもある香川県高松市は,瀬戸内海に面し,風光明媚で気候も人の気質も穏やかな土地です.当院はその市の中心部,県庁の隣に位置し,10階建て本館の屋上からは多島美を堪能することができます.当院は明治40年に日本赤十字社香川支部病院として設立され,昭和18年から今の名称となり,間もなく設立100周年を迎えます.現在は22診療科,601床の香川県の中核病院として,地元では「日赤」とか「日赤病院」と呼ばれて親しまれ,また頼りにされる存在となっています.もちろん臨床研修指定病院であり,日本医療機能評価機構の認定もすんでいます.
当院の産婦人科は病院が設立された年からの歴史があります.昭和38年には,別にあった高松赤十字産院を統合し現在に至っています.医師は5名です.平成15年は,外来患者数は1日約95人,入院患者数は45人程度でした.手術は流産手術などの小手術を除いて年間約440件行っています.
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