Japanese
English
シンポジウム 先天股脱初期整復後の側方化
"いわゆる大腿骨頭側方化"についての文献的考察
Socalled Lateralization of the Femoral Head following Conservative Treatment for Congenital Dislocation of the Hip and Preliminary Review for the Literatures
植家 毅
1
,
高井 康男
1
,
榊原 孝夫
1
,
伊藤 博一
1
,
池田 威
2
,
舩橋 建司
3
Tsuyoshi UEKE
1
1名古屋市立城西病院整形外科
2名古屋市立大学整形外科
3多治見市民病院整形外科
1Department of Orthopedic Surgery, Nagoya Josai General City Hospital
キーワード:
骨頭側方化
,
lateralization of femoral head
,
保存的治療
,
conservative treatment
,
先天性股関節脱臼
,
congenital dislocation of the hip
,
文献的考察
,
preliminary review for literature
Keyword:
骨頭側方化
,
lateralization of femoral head
,
保存的治療
,
conservative treatment
,
先天性股関節脱臼
,
congenital dislocation of the hip
,
文献的考察
,
preliminary review for literature
pp.601-606
発行日 1983年6月25日
Published Date 1983/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408908654
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はじめに
昭和57年7月,福岡市で開かれた第21回先天股脱研究会(小児股関節研究会)において,"初期整復後の側方化"が主題として取りあげられた.この主題に対して14の演題が寄せられ,それぞれ活発な討論が交わされたが,治療体系が必ずしも同一ではない各演者が"側方化"をどう考えているのかの一端がうかがわれて,興味深いものであった.
今回,山室教授始め編集委員の先生方のご配慮によって,本誌においてシンポジウムとして,この主題が再度取りあげられることになった.学会の場で側方化が論じられるようになってほぼ20年を経た今日,極めて有意義な企画と考えられ,研究会の関係者の一人としても,衷心より謝意を表する次第である.
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