Japanese
English
臨床経験
Paget病による頚椎後弯変形に後方除圧固定術を施行した1例
Posterior Decompression and Reconstruction for Kyphotic Cervical Spine due to Paget Disease
中山 富貴
1,2
,
四方 實彦
1
,
高橋 真
1
,
長谷部 啓司
1
,
田中 千晶
1
Tomitaka Nakayama
1,2
1京都市立病院整形外科
2癌研究会附属病院整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Kyoto City Hospital
キーワード:
Paget disease
,
パジェット病
,
cervical kyphosis
,
頚椎後弯変形
,
decompression and reconstruction
,
除圧再建
Keyword:
Paget disease
,
パジェット病
,
cervical kyphosis
,
頚椎後弯変形
,
decompression and reconstruction
,
除圧再建
pp.1035-1037
発行日 2000年8月25日
Published Date 2000/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408908402
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抄録:Paget病による後弯変形を伴った頚髄症に対して後方除圧固定術を施行した症例を報告する.症例は72歳,女性.進行する痙性四肢麻痺を主症状とした.エチドロン酸2ナトリウムの投与を開始したが症状は進行し,麻痺の改善を目的として広範な頚椎後方除圧術とinstrumentationを施行した.術後症状は軽快し,術後4年6カ月の現在まで維持されている.Paget病脊椎病変に対する手術例の報告は少なく高い合併症発生率が報告されているが,本症例では良好な結果が得られた.
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