特集 不安定頸椎—基礎と臨床—(第17回日本脊髄外科研究会より)
座長総括/「Ⅰ.病態(1)—基礎とMRI—」の部
原田 征行
1
Seiko Harata
1
1弘前大学医学部整形外科学教室
pp.348-349
発行日 1989年4月25日
Published Date 1989/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408908065
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Ⅰ-1.頸椎不安定性の諸因子について―in vitroに於ける運動力学的研究—
若野(川崎市立井田病院)はヒト頸椎のmotion segmentを用いて荷重実験を行った.応力—ひずみ曲線から,実験的に頸椎不安定性を定義した.この結果stiffness値とエネルギー損失比を求めた.その結果は頸椎の運動力学的特徴は,運動の種類,高位,個体の年齢,荷重の条件別に有意に変化した.
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