特集 頸部脊椎症(第12回脊椎外科研究会より)
座長総括/Ⅳ.治療(1)の部
原田 征行
1
Seiko Harata
1
1弘前大学医学部整形外科学教室
pp.336-337
発行日 1984年4月25日
Published Date 1984/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906935
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このセクションは大阪大学小野教授と共に座長をさせて頂いた.
演題1,2は牽引療法の報告で,庄はGood-Samaritan法が日常生活動作にあまり不便を感じないで持続的牽引が行われる利点があると述べ,藤谷はBarton-Cone牽引は装着が簡単にでき頑固なcervical radiculopathyに対して有効であったと報告した.Floorから森(東京厚生年金)が牽引の効果は頸椎の安静固定に意味があり強い牽引力は必ずしも必要でないとの意見が出された.
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