Japanese
English
論述
骨肉腫に対する化学療法
Chemotherapy for Osteosarcoma
鈴木 勝美
1
,
稲田 均
1
,
横角 健二
1
,
須藤 啓広
1
,
館 靖彦
1
,
荻原 義郎
1
Katsuyoshi Suzuki
1
1三重大学医学部整形外科学教室
1Department of Orthopaedic Surgery, Mie University School of Medicine
キーワード:
骨肉腫
,
osteosarcoma
,
化学療法
,
chemotherapy
Keyword:
骨肉腫
,
osteosarcoma
,
化学療法
,
chemotherapy
pp.821-827
発行日 1988年7月25日
Published Date 1988/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408907898
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抄録:【目的】1951年以降当教室で治療された骨肉腫症例(46例)を調査し,骨肉腫の治療成績の向上における化学療法の役割を検討した.
【対象症例】1951〜1975年までに治療され,治療は外科的治療が主体であった症例は20例(control群)であった.それに対し,1976年以降系統的な化学療法が行われた症例は26例(化療群)であった.この化療群のうち術前にADRの動注と術後にCompadri-IIIが行われた症例は9例(Compadri群)であり,術前・術後を通じてT-7あるいはT-10protocolに準じた化学療法が行われた症例は17例(T-protocol群)であった.
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