Japanese
English
シンポジウム 悪性骨軟部腫瘍への挑戦
化学療法―その実際
Practice of Chemotherapy
福島 雅典
1
Masanori Fukushima
1
1愛知県がんセンター内科
1Aichi Cancer Center
キーワード:
補助療法
,
adjuvant chemotherapy
,
インフォームド・コンセント
,
Informed consent
,
骨肉腫
,
osteosarcoma
,
化学療法
,
chemotherapy
,
無作為試験
,
randomized study
Keyword:
補助療法
,
adjuvant chemotherapy
,
インフォームド・コンセント
,
Informed consent
,
骨肉腫
,
osteosarcoma
,
化学療法
,
chemotherapy
,
無作為試験
,
randomized study
pp.723-729
発行日 1991年6月25日
Published Date 1991/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408900368
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抄録:整形外科領域の腫瘍は小児のユーイング肉腫,横紋筋肉腫等を除いて,化学療法に対する感受性は中等度以下である.したがって,化学療法は研究段階にある治療法として捉えることが必要である.すなわち,日常の実地医療自体が研究の一環として計画的に行われることが要求される.本稿では,この領域で最も多い骨肉腫を例に,化学療法を実地にプロスペクティブな臨床研究として行っていく上で必要な臨床科学の論理,研究デザイン,プロトコール,研究管理等の基本的知識を概説する.
本稿は,拙著・日整会誌64(12):1249-1258,1990.を日本整形外科学会の許可を得てダイジェストしたものである.
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