特集 脊柱管内靱帯骨化の病態と治療(第16回日本脊椎外科研究会より)
座長総括/「XIII.頸椎脊柱管拡大術の成績(1)」の部
河合 伸也
1
Shinya Kawai
1
1山口大学医学部整形外科学教室
pp.367-368
発行日 1988年4月25日
Published Date 1988/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408907823
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このsessionでは頸椎椎管拡大術を主体とした手術経験や術後成績の発表と討論が行われた.
石井(西多賀病院)は服部法による拡大術を施行した56例について,平均2年近くの追跡調査も加えて検討した.合併症は少なく,良好な拡大効果と神経学的改善を得ており,高齢者にも実施しうると報告している.なお,術後の可動域の減少は平均-14度で,術前の約半分である.
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