特集 Spinal Instrumentation(第13回脊椎外科研究会より)
座長総括/「Ⅵ.頸椎」の部
河合 伸也
1
,
平林 洌
2
Shinya Kawai
1
,
Kiyoshi Hirabayashi
2
1山口大学医学部整形外科学教室
2慶應義塾大学医学部整形外科学教室
pp.339-341
発行日 1985年4月25日
Published Date 1985/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408907159
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このsessionでは頸椎のinstrumentationが8題とりあげられた.使用された材料は金属プレート(前方及び後方),ワイヤー(後方),L-rod(後方)及びceramicsである.
小山ら(日大)はoccipito-cervical fusionに際し,AO指用L型アングルプレートを用いて後頭骨と移植骨片との固定性を確実とし,良好な結果を得た3症例を報告した.ただ頸椎部では移植骨をワイヤーで固定するのみであるので,さらに強い内固定を工夫する必要があることを指摘している.
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