Japanese
English
シンポジウム 日本におけるスポーツ整形外科の現状と将来
腰部のスポーツ外傷と障害
Sports Injuries for Lumbar Spine
市川 宣恭
1
Nobuyasu Ichikawa
1
1大阪体育大学体育学部スポーツ医学研究室
1Department of Physical Education, Sports Medicine, Osaka College of Physical Education
キーワード:
腰痛症
,
low back pain
,
脊椎分離(症)
,
spondylolysis
,
クラウス・ウェーバ変法
,
脊柱機能検査
,
modified Kraus-Weber test
,
ダイナミック運動療法
,
dynamic therapeutic exercise
Keyword:
腰痛症
,
low back pain
,
脊椎分離(症)
,
spondylolysis
,
クラウス・ウェーバ変法
,
脊柱機能検査
,
modified Kraus-Weber test
,
ダイナミック運動療法
,
dynamic therapeutic exercise
pp.155-161
発行日 1988年2月25日
Published Date 1988/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408907779
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抄録:スポーツ活動に原因する腰部障害は発生頻度が高く,難治性で再発を繰り返すことが多い.ことにスポーツ選手はスポーツ再開をあせり,腰部障害に対する即効的な治療手段に走り,病態を悪化させてしまうことが多い.
そこで,スポーツによる腰部の外傷,障害の治療に際しては,スポーツ種目の特性,疼痛とスポーツ動作の関連性,罹患回数,期間などを配慮しつつ診断名の決定,病期の判定,腰仙部を中心とする基礎体力の測定,評価などを行い,総合的な治療計画を考えねばならない,そして,病態の改善を計りつつスポーツ活動の再開に相応した身体活動能力の回復,強化を漸進的に行う必要がある.
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