Japanese
English
シンポジウム 日本におけるスポーツ整形外科の現状と将来
下肢のランニング障害
Runner's Injuries of Lower Extremities
萬納寺 毅智
1
,
横江 清司
2
Taketomo Mannoji
1
,
Kiyoshi Yokoe
2
1関東労災病院スポーツ整形外科
2スポーツ医・科学研究所
1Kanto Rosai Hospital, Orthopedic Sports Medicine
2Institute of Sports Medicine and Science
キーワード:
ランニング障害
,
runner's injuries
,
下肢
,
lower extremities
,
バイオメカニクス
,
biomechanics
Keyword:
ランニング障害
,
runner's injuries
,
下肢
,
lower extremities
,
バイオメカニクス
,
biomechanics
pp.163-168
発行日 1988年2月25日
Published Date 1988/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408907780
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
抄録:最近2年間の下肢のランニング障害は892名,総新患数の12%である.男性対女性は2.8:1,平均年齢は男性26歳,女性20歳であり,男性の方が3倍多く,年齢は6歳高かった.障害部位は膝44%,足部21%,下腿19%,股・大腿9%,足関節7%の順である.
膝が半数近くを占め,ランニングでの障害の多さを物語っている.診断のつかない膝痛が第1位,次に膝蓋大腿関節痛と,いずれも使い過ぎ症候群に属するものである.
Copyright © 1988, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.