Japanese
English
特集 脊椎分離症・辷り症
脊椎分離症,脊椎辷り症の予後調査
A Long Term Follow up Study of Spondylolysis and Spondylolisthesis
小田 裕胤
1
,
服部 奨
1
,
河合 伸也
1
,
今釜 哲男
1
,
宮本 龍彦
1
,
千束 福司
1
,
小谷 博信
1
,
酒井 和裕
1
Hirotsugu ODA
1
1山口大学医学部整形外科学教室
1Department of Orthopedic Surgery, Yamaguchi University School of Medicine
キーワード:
腰椎
,
lumbar spine
,
脊椎分離症
,
spondylolysis
,
脊椎辷り症
,
spondylolisthesis
,
腰痛
,
low back pain
Keyword:
腰椎
,
lumbar spine
,
脊椎分離症
,
spondylolysis
,
脊椎辷り症
,
spondylolisthesis
,
腰痛
,
low back pain
pp.340-347
発行日 1982年4月25日
Published Date 1982/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906529
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はじめに
腰痛あるいは腰・下肢痛を訴えて外来を受診する患者の中には,X線検査により脊椎分離症あるいは脊椎分離辷り症の診断をうける例は少なくない.本症と診断された症例では,保存的に通院治療をうけるものが多く,その期間が長期にわたることも稀ではない.
そこで,こうした腰椎部の椎弓に欠損を有する症例の長期経過例において,そのX線学的,または臨床症状の推移を検索することは極めて有意義と考える.今回,かかる症例の長期の予後調査を施行したので報告する.
Copyright © 1982, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.