Japanese
English
論述
若年者の脊柱側彎症における腰部愁訴の検討
An analysis on low back complaints in young scoliotics
小林 健一
1
,
辻 陽雄
1
,
篠遠 彰
2
Kenichi KOBAYASHI
1
1富山医科薬科大学医学部整形外科学教室
2千葉大学医学部整形外科学教室
1Dept. of orthop. surg., Toyama medical and pharmaceutical university
キーワード:
脊柱側彎症
,
scoliosis
,
腰痛
,
low back pain
,
背痛
,
back pain
,
脊柱バイオメカニクス
,
biomechanics of spine
,
ミルウォーキー装具
,
Milwaukee brace
Keyword:
脊柱側彎症
,
scoliosis
,
腰痛
,
low back pain
,
背痛
,
back pain
,
脊柱バイオメカニクス
,
biomechanics of spine
,
ミルウォーキー装具
,
Milwaukee brace
pp.659-665
発行日 1980年7月25日
Published Date 1980/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906163
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腰痛の原因は多岐にわたるが2,14),現在においてもなお,原因の明らかにされない,いわゆる腰痛症はかなりの数にのぼる.
慢性腰痛を主徴とする疾患の大多数は,脊柱の変性過程を基礎としたもの14,15)であるが,今回いわゆる腰痛症の原因解析に一つの手掛りを得る目的から,これら変性を一応除外しうる10歳代のもののうち,主に腰仙部の側彎変形ないしは力学負荷の異常があると考えられる軽度側彎患者について,腰痛の実態を調査しX線学的検討を加えるものである.
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