Japanese
English
特集 Spinal Instrumentation(第13回脊椎外科研究会より)
Spinal instrumentationの術中脊髄モニタリング
Intraoperative Spinal Cord Monitoring in the Spinal Instrumentation Surgery
近江 洋一
1
,
東野 修治
1
,
原田 征行
1
,
大竹 進
1
,
中野 恵介
1
Yoichi Ohmi
1
1弘前大学医学部整形外科学教室
1Department of Orthopaedics, Faculty of Medicine, Hirosaki University
キーワード:
脊髄誘発電位
,
spinal cord evoked potential
,
脊髄モニタリング
,
spinal cord monitoring
,
脊椎インストルメンテーション
,
spinal instrumentation
,
神経学的合併症
,
neurological complication
,
脊柱変形
,
spinal deformity
Keyword:
脊髄誘発電位
,
spinal cord evoked potential
,
脊髄モニタリング
,
spinal cord monitoring
,
脊椎インストルメンテーション
,
spinal instrumentation
,
神経学的合併症
,
neurological complication
,
脊柱変形
,
spinal deformity
pp.549-555
発行日 1985年4月25日
Published Date 1985/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408907186
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抄録:各種のspinal instrumentationには様々な脊髄損傷の病態を引き起す可能性が考えられた.従って,術中脊髄損傷を引き起したと考えられる手術操作と電位所見,術後の神経症状の推移を検討することは今後のモニタリングを行う上で重要と考えられた.1978年4月から1983年12月まで脊髄誘発電位による術中脊髄モニタリングを行ったspinal instrumentation 28例の電位所見を検討した.電位所見は最大振幅と潜時の変化によって分類した.電位が50%以上低下した3例に,神経学的合併症を認めた,それら3症例の電位所見と神経症状について報告した.それら3例の脊髄障害の原因は1例は伸展,1例は直接的圧迫が考えられた.他の1例に関しては原因が不明であった.
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