特集 頸部脊椎症(第12回脊椎外科研究会より)
座長総括/Ⅲ.臨床像の部
竹光 義治
1
,
森 健躬
2
Yoshiharu Takemitsu
1
,
Takemi Mori
2
1旭川医科大学整形外科学教室
2東京厚生年金病院整形外科部
pp.333-335
発行日 1984年4月25日
Published Date 1984/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906934
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このセクションでは,臨床像の内やや非定型的,しかも病理学上興味ある神経症状,また,他条件の合併,更に病型分類の比較分析につき,活発な討議が行われた.
Ⅲ-1.須藤らは65歳以上の頸椎症30例を追跡した結果,根症状については一般に1年以上経て殆んど鎮静化し,より若年者に比しむしろ良好であったが,脊髄症状はすべて持続または悪化していた.
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