Japanese
English
装具・器械
セントラルパイピング利用ターニケットの考案
A New Simple Tourniquet Using Central Piping Gas
松金 郁郎
1
,
堀之内 克憲
1
,
青木 範充
1
,
伊佐 二久
1
Ikuro MATSUKANE
1
1健康保険八代総合病院麻酔科
1Department of Anesthesiology, Social Insurance Yatsushiro General Hospital
キーワード:
駆血帯
,
tourniquet
,
セントラルパイピング
,
central piping
Keyword:
駆血帯
,
tourniquet
,
セントラルパイピング
,
central piping
pp.296
発行日 1982年3月25日
Published Date 1982/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906516
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- Abstract 文献概要
今日,整形外科領域における四肢の手術では駆血装置(ターニケット)は必要欠くべからざる器械となっている.現在市販されているものとしては,1.自転車空気入れ式のもの,2.手動による加圧ポンプ型,3.小型ガスボンベ付属型などがある.1は最も安価であるが故障しやすく労力を要する欠点があり,2は耐久性はあるが高価で手動を要する.3は人手は要しないがガスボンベを常備する必要がある.
そこで私達は,セントラルパイピングを利用したターニケットを考案試作した.写真に示すようにパイピングアウトレットに適合するジョイント,延長チューブ,一次減圧弁,微調整ノブ,圧力計,駆血帯からなる.アウトレットにおける圧縮空気圧は3〜4気圧の為一次減圧弁で600〜800mmHgの一定圧に調節し安全対策とした.微調整ノブでターニケット圧を300または600mmHg等の所望圧まで上げた後閉鎖する.
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