Japanese
English
臨床経験
D-ペニシラミン低投与量症例の副作用について
Toxicity of low dosage of D-penicillamine
森重 登志雄
1
,
藤森 十郎
1
,
亀山 三郎
1
,
吉野 槇一
1
,
内田 詔雨
2
Toshio MORISHIGE
1
1日本医科大学第一病院理学診療科
2都立墨東病院リウマチ科
1Dept. of joint disease and rehabilitation, Nippon medical school
キーワード:
D-ペニシラミン
,
D-Penicillamine
,
副作用
,
toxicity
,
低投与量
,
low dosage
,
皮膚症状
,
skin lesion
,
腎障害
,
ren-l lesion
Keyword:
D-ペニシラミン
,
D-Penicillamine
,
副作用
,
toxicity
,
低投与量
,
low dosage
,
皮膚症状
,
skin lesion
,
腎障害
,
ren-l lesion
pp.993-996
発行日 1980年10月25日
Published Date 1980/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906223
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はじめに
D-ペニシラミンの副作用の種類,頻度,そして重篤度などが,1日投与量と比例するかどうかは大変興味あるところである.
D-ペニシラミンの1日投与量が100〜200mg(平均126mg/日)の関節リウマチ60症例について,その副作用を調べてみたところ,大変興味ある結果を得た.特にその発症頻度は31.0%と以前本誌に発表した結果に比較して著しく減少した.今回これらD-ペニシラミンの低投与量症例の副作用について,文献的考察を加えて述べてみたい.
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