境界領域
慢性関節リウマチに対するD-ペニシラミン長期投与症例の検討—特に投与期間と維持量について
吉野 槇一
1
,
小坂 弘道
1
,
内田 詔爾
1
,
島田 畯介
1
Shinichi YOSHINO
1
1都立墨東病院リウマチ科
pp.863-867
発行日 1977年9月25日
Published Date 1977/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905587
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はじめに
慢性関節リウマチ(RA)の数ある治療薬のなかで,D-ペニシラミン(D-P)の抗リウマチ作用には著しいものがある1〜4).
さて,RA患者にD-Pを長期投与(1年以上)した場合,投与前に比較して治療効果はどれぐらいあるのか,仮りに治療効果があるとしたら投与期間と投与量(維持量)をどのくらいにするのかが重要な問題になつてくる.
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