Japanese
English
臨床経験
金製剤中止症例に対するD-ペニシラミンの治療成績
The Effects of D-penicillamine Administration After Gold therapy
亀山 三郎
1
,
藤森 十郎
1
,
森重 登志雄
1
,
川村 晴也
1
,
小野 恵都子
1
,
吉野 槇一
1
Saburo KAMEYAMA
1
1日本医科大学第一病院理学診療科
1Department of Joint Disease and Rehabilitation, Nippon Medical School
キーワード:
D-ペニシラミン
,
D-penicillamine
,
金療法
,
Gold therapy
,
副作用
,
toxicity
Keyword:
D-ペニシラミン
,
D-penicillamine
,
金療法
,
Gold therapy
,
副作用
,
toxicity
pp.177-180
発行日 1982年2月25日
Published Date 1982/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906492
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はじめに
金製剤とD-ペニシラミンは,関節リウマチに対し,大変有効な薬剤であるが,一方,両剤とも副作用の頻度は高い.何らかの副作用,または無効により,金製剤の投与を中止している症例は少なくない.このような症例にD-ペニシラミンを投与した場合,投与継続が可能であるか,そして効果的であるかどうかは,大変興味深いところである.
今回,著者らは,金製剤中止症例に対し,D-ペニシラミンを投与したところ,期待した以上の良い治療成績を得たので報告する.
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