Japanese
English
臨床経験
脛骨adamantinomaの1例
A case report of tibial adamantinoma
森 浩志
1
,
門田 明彦
1
,
志摩 隆一
2
,
山本 進
2
,
松石 頼明
2
,
三浦 哲夫
2
Hiroshi MORI
1
1愛媛大学医学部第1病理学教室
2松山赤十字病院整形外科
1Dept. of pathology, Ehime university school of medicine
キーワード:
アダマンチノーマ
,
adamantinoma
,
エナメル上皮腫
,
ameloblastoma
,
脛骨
,
tibia
,
腫瘍
,
neoplasm
,
治療
,
treatment
Keyword:
アダマンチノーマ
,
adamantinoma
,
エナメル上皮腫
,
ameloblastoma
,
脛骨
,
tibia
,
腫瘍
,
neoplasm
,
治療
,
treatment
pp.997-1000
発行日 1980年10月25日
Published Date 1980/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906224
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
エナメル上皮腫(ameloblastoma)は上・下顎骨に生ずる歯原性腫瘍であるが,これと組織学的に類似の腫瘍が顎骨とは無関係に,主として長管骨に原発性に生ずることが知られている.Fischer1)によつてadamantinomaと呼ばれたその腫瘍は,文献上約160例の報告があるが,我国での報告はきわめて少ない.今回われわれは70歳男性の脛骨に発生したadamantinomaを経験したので,その症例を呈示し,文献学的に若干の考察を加えたい.
Copyright © 1980, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.