Japanese
English
論述
脊椎奇形と合併する他の体部異常について
Abnormalities associated with congenital malformations of the spine: Experimental and clinical study.
渡辺 秀男
1
,
加藤 実
2
,
太田 和夫
3
,
森竹 財三
4
,
小野村 敏信
5
Hideo WATANABE
1
1岐阜市民病院整形外科
2愛媛県立中央病院整形外科
3京都市立病院整形外科
4京都大学医学部整形外科学教室
5大阪医科大学整形外科学教室
1Dept. of orthop. surg., Gifu-city hospital
キーワード:
先天性側彎症
,
congenital scoliosis
,
脊椎奇形
,
vertebral malformation
,
合併異常
,
associated abnormality
,
胎生学的考察
,
embryological study
Keyword:
先天性側彎症
,
congenital scoliosis
,
脊椎奇形
,
vertebral malformation
,
合併異常
,
associated abnormality
,
胎生学的考察
,
embryological study
pp.104-114
発行日 1980年2月25日
Published Date 1980/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906063
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はじめに
先天異常が複合して現れる事の多い事はよく知られている事実である.従つて先天性(後)側彎症例の診療においてもこの点は特に留意されるべき点であると思われる.しかし脊椎奇形と合併する他の体部異常の詳細についてはこれまでに必ずしも明らかにされていない.そこで我々は催奇物質を投与した母ratより得られた奇形椎を有する胎児について検索し,また自験および文献上に報告されている先天性側彎症例について合併異常の内容を検討した.更にその結果をもとに奇形椎と合併する種々の異常について発生学的な考察をも加えた.
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