臨床経験
von Recklinghausen病(neurofibromatosis)と骨変化—自験11例を中心として
荻野 幹夫
1
,
古谷 誠
1
,
浅井 春雄
1
,
蜂須賀 彬夫
1
,
村瀬 孝雄
1
,
山辺 登
2
,
三上 隆三
3
,
井上 肇
3
,
田中 秀
4
Mikio OGINO
1
1国立病院医療センター整形外科
2茨城県立中央病院整形外科
3聖路加国際病院整形外科
4都立府中病院整形外科
pp.689-702
発行日 1975年8月25日
Published Date 1975/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905225
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はじめに
von Recklinghausenの名を冠して呼ばれるneurofibromatosisは,1882年von Recklinghausen42)によつて,末梢神経との関係が報告されて以来,多くの付加的報告によつて,次第にその含む病変の範囲を拡大してきた.歴史的には,Smith34)が1849年に皮膚症状について報告している事は余り知られていない(Holt17)によつて引用されている).
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