臨床経験
キール大学整形外科における内反減捻骨切術後の頸体前捻角の推移に関する予後調査—特にübervarisierungについて
黒木 良克
1
,
HOLLAND CHRISTIAN
2
Yoshikatsu KUROKI
1
,
CHRISTIAN HOLLAND
2
1昭和大学医学部整形外科学教室
2Orthopädioche Ahteijung ST-WILLIBRORDUS-HOSPITAL 424 EMMERICH
pp.413-422
発行日 1975年5月25日
Published Date 1975/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905179
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先天性股関節脱臼の治療中に見られる残遺性亜脱臼および骨頭核の極度な外方偏位,病的外反,前捻の増強に対し1949年Bernbeckが内反減捻骨切術を発表した.私達の恩師故Rohlederer教授も彼のM. iliopsoasのaktive Innendrehspannungの原理に基づきintertrochanter部での内反減捻骨切術に対し興味を持ち1950年以来,上記疾患に対し行なつて来た.
その後この術式にっいてはM. Lange,Langhagel,LindemannおよびJentschura,Imhäuser,viernstein,Marquardt,Becker,WittおよびMittelmeier,AnselおよびBätznerおよびKessler,MeznikおよびSalzer,Chapchal,Weickert,Mau,TönnisおよびLetz,scheier,Janiおよびwarner,schneider,Kleine等の発表を見,一方我が国においても小谷,赤星,柏木,三崎,鈴木,井村,山田,坂口,香川,横山,川中等多くの人々により追試発表されている.
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