臨床経験
肩関節腱板損傷を疑わせた結核性肩峰下滑液包炎の1例
小川 清久
1
,
藤村 祥一
1
,
柳下 慶男
1
,
鈴木 邦雄
1
Kiyohisa OGAWA
1
1高岡市民病院整形外科
pp.442-445
発行日 1974年5月25日
Published Date 1974/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904997
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肩関節の運動制限あるいは疼痛を主訴として整形外科を訪ずれる患者は少なくない.その原因となる因子はきわめて多様であり,しばしば診断に苦慮することがある.最近われわれは棘上筋腱断裂を疑わせる臨床像を呈し,諸検査成績より結核性肩峰下滑液包炎と診断した症例を経験したので,若干の文献的考察も加えて報告する.
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