臨床経験
腰椎分離辷り症に対する後側方固定術について
漆谷 英礼
1
,
田村 哲男
1
,
稲垣 正治
1
,
谷本 秀二
1
,
岩瀬 毅信
1
Hidenori URUSHIDANI
1
1玉造厚生年金病院整形外科
pp.340-345
発行日 1974年4月25日
Published Date 1974/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904979
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はじめに
脊椎分離,辷り症に対する観血的療法として,主として行われているのは脊椎固定術である.現在迄種々の固定術が行われており,いずれも好成績が発表されている.
Watkins23)により1953年,発表された後側方固定術は,骨癒合の良好な点から近年注目されるようになり,わが国でも高岸18),増原12),戸祭19),三谷14)らによる発表がみられる.
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