論述
集団の性腺被曝を考慮した新しい乳児先天股脱検診の在り方について
篠原 寛休
1
,
土屋 恵一
2
,
舘野 之男
3
,
田中 仁
3
Hiroyasu SHINOHARA
1
1松戸市立病院整形外科
2干葉大学医学部整形外科学教室
3千葉大学医学部放射線科学教室
pp.203-211
発行日 1974年3月25日
Published Date 1974/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904964
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先天性股関節脱臼の治療開始時期は,可及的早期であることが,その予後によい結果を齎らすとの見解は議論の余地がない.
しかしながら,ある地域,集団の中から脱臼児をscreeningする問題となると,その時期もさることながら,方法論においても,幾多の未解決の問題が残されている.
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