論述
Burgessの下腿切断法の利点
加茂 洋志
1
,
原 武郎
1
,
里村 知宣
1
,
高浜 晶彦
1
Youshi KAMO
1
1九州労災病院リハビリテーション診療科
pp.45-51
発行日 1972年1月25日
Published Date 1972/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904639
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はじめに
1964年,Burgessは,とくに末梢循環障害のための術直後義肢装着を行なう下腿切断法を発表したが(第1図),我々は,これを広く外傷その他の場合の下腿切断法にも応用しているので,ここにご紹介する.
この術式の特徴は,後部の長い筋肉つき皮弁により,断端部の十分なる末梢循環を確保し,義肢に対しては,total contact socketの支持面を広くして円柱状の断端を作ることにある.
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