論述
腰仙部椎体炎症巣に対する経腹膜式侵襲法とその適応
大谷 清
1
Kiyoshi OTANI
1
1国立村山療養所整形外科
pp.928-934
発行日 1969年12月25日
Published Date 1969/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408904162
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はじめに
今日,飛躍的な脊椎外科の進歩の賜物として直達・直視下に前方および前側方より椎体に侵襲を加えることが容易に行なわれるようになつた.
脊椎前方および前側方進入は椎体前方に内臓諸臓器が位置するだけに,椎体進入に際し,それらを考慮することが必要となる.腰椎および腰仙部進入では経腹膜式と腹膜外式の2経路がすでに確立されている.
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