カラーシリーズ 整形外科手術・2
頸椎椎体前方侵襲法
池田 亀夫
1
1慶応義塾大学整形外科
pp.714-717
発行日 1974年9月25日
Published Date 1974/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905040
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頸椎椎体前方侵襲法(除上位頸椎)として一般に広く愛用されているのは胸鎖乳突筋前縁に沿う縦皮切,あるいは横皮切(カラー皮切)である(第1図).両者は皮膚,広頸筋の切開が異なるのみで深部の展開は全く同一である.後者はとくに美容上優れており,また,2〜3椎体の展開は容易であるので慣用する.
侵襲側は主に疾患の局所状態によって決定する.
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