手術手技 
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    棘上筋断裂の手術法
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                山本 龍二
                                            
                                            1,2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                        
                                            
                                                Ryuji YAMAMOTO
                                            
                                            1,2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                
                  1東急病院整形外科
                
                
                  2東京慈恵会医科大学整形外科
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.443-450
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1968年5月25日
                  Published Date 1968/5/25
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408903921
                
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はじめに
肩関節の支持性をみるに(1)関節窩は上腕骨頭のおおよそ1/3をおおうにすぎないから,支持性にあまり大きく役立たない.(2)関節包は関節の運動時に十分な弛緩性を必要とするから,この支持性もとるに足らない.そこで支持性にもつとも大きな役割を演ずるのはmusculotendinous cuffである.
肩関節の運動は鎖骨・肩甲骨・上腕骨についている筋肉の協同作用によつて円滑に行なわれるから,いずれの筋肉に損傷が起つても肩の障害になる.ところで,これらの筋肉の中で,もつとも障害の起りやすい部位はrotator cuffで,ことに棘上筋がおかされやすい.

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