境界領域
アルカリフォスファターゼ
服部 信
1
Nobu HATTORI
1
1国立がんセンター病院内科
pp.433-442
発行日 1968年5月25日
Published Date 1968/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408903920
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序言
最近,アルカリフォスファターゼに関して,Solomon Posen1)が,自己の仕事と,多数の文献発表を基にして,Annals of Internal medicineに,綜説をかいているので,これを参考にし,また著者の所の若干の成績および,最近の新しい進歩をのべることにする.整形外科学とは,全く何の関係もない筆者にとつて,読者の興味の奈辺にあるかは,察するに困難なところではあるが,一般に生体内での作用の本態が常に分りがたい水解酵素に属するこの酵素も,いろんな点がかなり分りかけてきていて,この辺りでまとめることは,私個人にとつても理解の上で便利である.
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