Japanese
English
症例
診断困難なりし棘上筋腱断裂の1例
A Case of Ruptur the Suptaspinatus Tendon
白髭 壽男
1
Hisao SHIRAHIGE
1
1三菱高島鉱業所病院外科
1Mitsubishi Takashima Coal-Mine Hospital Nagasaki.
pp.405-406
発行日 1954年6月20日
Published Date 1954/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201458
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- Abstract 文献概要
棘上筋腱断裂は所謂五十肩の一因をなすもので,他覚的所見が余りないので診断に困難を感じられるものである.私は外傷により肩関節の運動障碍を生じ,同時に肋骨骨折,肩胛骨骨折,神経麻痺症状を有していたために負傷後4カ月余を経て始めて本症なることに気附き手術により全治せしめ得た1例を経験したので報告する.
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