専門分野/この1年の進歩
日本整形外科学会骨・軟部腫瘍学術集会からみた骨軟部腫瘍この1年の進歩
早乙女 紘一
1
1獨協医科大学医学部整形外科
pp.140-142
発行日 2002年2月25日
Published Date 2002/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408903472
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第34回日本整形外科学会骨・軟部腫瘍学術集会は2001(平成13)年7月19日(木),20日(金)の2日間,宇都宮市にある栃木県総合文化センターで開催された.今年は西暦2001年,新世紀最初の年であるので,この学会を今世紀における骨・軟部腫瘍の研究,治療の進歩・発展の出発点と位置づけ,標語を「新世紀,新たなる発展 New Century, New Advance」とし,そのために現在検討しておくべきテーマを中心に取り上げ,2題のシンポジウム,5題のパネルディスカッション,8題の教育研修講演と6題のミニレビューを企画,編成した.このうちシンポジウムとパネルディスカッションから得られたコンセンサスを,本稿の目的である骨軟部腫瘍のこの1年の進歩として紹介したい.
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