Japanese
English
提言
21世紀における運動器教育のありかた
A New Curriculum of Muscle and Skeletal System
福田 寛二
1
,
浜西 千秋
1
,
松尾 理
2
Kanji Fukuda
1
1近畿大学医学部整形外科
2近畿大学医学部第2生理
1Department of Orthopaedic Surgery, Kinki University School of Medicine
キーワード:
core curriculum
,
コア・カリキュラム
,
education
,
教育
Keyword:
core curriculum
,
コア・カリキュラム
,
education
,
教育
pp.135-138
発行日 2002年2月25日
Published Date 2002/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408903471
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抄録:近畿大学医学部整形外科医学教育改革の一環として医学教育モデル・コア・カリキュラムが提示され,すべての医学部においてカリキュラムの見直しが検討されている.これは「すべての学生が履修すべき必須の内容」と定義される.運動器疾患として臨床前の医学教育到達目標が,17の必須項目として設定された.一方臨床実習科目として,内科,外科,産婦人科,小児科,精神科の5つのコア臨床実習科目が設定され,整形外科についてはコア科目として指定されていない.このような背景のもと,整形外科としても,問題解決能力を持った「良き臨床医」を育成するために,臨床前医学教育と臨床実習のあり方を見つめなおす必要がある.このために,学生の興味やニーズに応じたカリキュラムを設定し,テュートリアル形式やインターネットの導入などにより,多くの学生に魅力ある選択肢を与える必要がある.
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