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特集 脊椎外科最近の進歩―長期予後からみた問題点を中心として―(第28回日本脊椎外科学会より)
腰仙椎後側方固定術の遠隔成績―20年以上経過例についての検討
Posterolateral Fusion ; A Over 20 Years Follow-up Study
田島 直也
1
,
後藤 啓輔
1
,
瀬良 敬祐
2
,
田口 厚
3
,
鳥越 雄喜
4
,
小西 宏昭
4
Naoya Tajima
1
1宮崎医科大学整形外科
2長崎三菱病院整形外科
3長崎原爆病院整形外科
4長崎労災病院整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Miyazaki Medical College
キーワード:
posterolateral fusion
,
後側方固定術
,
lumbar spine
,
腰椎
,
long term follow-up
,
長期成績
Keyword:
posterolateral fusion
,
後側方固定術
,
lumbar spine
,
腰椎
,
long term follow-up
,
長期成績
pp.511-517
発行日 2000年4月25日
Published Date 2000/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408902974
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抄録:腰仙椎後側方固定術の20年以上(平均24年7カ月)経過例12例17椎間の遠隔成績を検討した.臨床上,日整会腰痛疾患治療成績判定基準の総合点は,25.7点であった.術後10年時の平均25.2点と変化なく,長期成績は安定していることが確認された.固定部位のangular displacement(以下AD)が1.1℃以内,horizontal displacement(以下HD)が4.4%であった.術後10年時のAD 2.5℃以内,HD 5.2%以内の結果と変化なく,骨癒合は10年前の状態が保たれていた.
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