Japanese
English
臨床経験
保存的に治療されたbipolar型人工骨頭disassemblyの2例
Two Cases of Disassembly after Bipolar Hemiarthroplasty of the Hip
稲田 充
1
,
今泉 司
1
,
上村 万治
1
,
山田 邦雄
1
,
高田 直也
1
,
金 嘉朗
1
,
神山 文明
1
,
鈴木 達人
1
,
鈴木 浩之
1
Atsushi Inada
1
1小牧市民病院整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Komaki City Hospital
キーワード:
disassembly
,
ディスアセンブリ
,
bipolar hemiarthroplasty
,
バイポーラ型人工骨頭置換術
,
impingement
,
インピンジメント
Keyword:
disassembly
,
ディスアセンブリ
,
bipolar hemiarthroplasty
,
バイポーラ型人工骨頭置換術
,
impingement
,
インピンジメント
pp.771-774
発行日 1998年6月25日
Published Date 1998/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408902466
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抄録:bipolar型人工骨頭置換術後にdisassemblyを生じた稀な症例を2例経験した.症例1は73歳の男性.59歳時,左大腿骨頚部骨折のため人工骨頭置換術を施行された.67歳時,しゃがんだ際にdisassemblyを認めたため入院し3日間の牽引後,X線像にて整復位が得られていることを確認した.症例2は60歳の女性.55歳時,両大腿骨骨頭壊死のため両股関節に対し人工骨頭置換術が施行された.57歳時,右人工骨頭にlooseningを生じたため再置換術が施行された.60歳時に股関節の内転,屈曲,内旋位を強制した際にdisassemblyをきたしたが,透視下にて徒手整復を試み整復可能であった.
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