Japanese
English
論述
Kennedy LADを補強材として用いた膝前十字靱帯再建術における再建ルート
Advancement of Reconstruction Method in ACL Reconstruction Augmented with Kennedy LAD
宗田 大
1
,
石橋 俊郎
1
,
山本 晴康
1
,
古屋 光太郎
1
Takeshi Muneta
1
1東京医科歯科大学医学部整形外科学教室
1Department of Orthopaedic Surgery, Tokyo Medical and Dental University School of Medicine
キーワード:
前十字靱帯再建術
,
ACL reconstruction
,
ケネディーLAD
,
Kennedy LAD
,
オーバーザトップルート
,
over-the-top route
,
インピンジメント
,
impingement
,
顆間形成術
,
notch plasty
Keyword:
前十字靱帯再建術
,
ACL reconstruction
,
ケネディーLAD
,
Kennedy LAD
,
オーバーザトップルート
,
over-the-top route
,
インピンジメント
,
impingement
,
顆間形成術
,
notch plasty
pp.787-794
発行日 1993年7月25日
Published Date 1993/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408901147
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抄録:Kennedy LADを補強材とした前十字靱帯再建術のうち術後2年以上経過観察された85例を再建法の発展から4群に分けて検討した.一貫して用いたover-the-top変法は,関節外から骨溝を形成するより関節内から顆間の後外側壁を削除する方法がよりよいと考えられた.関節鏡視下手術によって移植腱の観察が細かく可能となり移植腱のroof impingementを予防するためには顆間前方からの顆間形成術が必要なことが判明した.X線像による脛骨ドリル穴の分析では群を追うに従って後方よりで内側よりの再建ルートが実施されてきたことが明らかにされ,二次的関節鏡視でも良好な再建靱帯の割合が増した.
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