Japanese
English
論述
sublaminar wiring法による後頭頚椎固定術についてのX線学的検討
Radiological Analysis in Stability after Occipitocervical Fusion with Sublaminar Wiring Technique
前田 啓志
1
,
鷲見 正敏
1
,
片岡 治
1
,
澤村 悟
1
,
池田 正則
1
Hiroshi Maeda
1
1国立神戸病院整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Kobe National Hospital
キーワード:
radiological analysis
,
X線学的検討
,
occipitocervical fusion
,
後頭頚椎固定術
,
sublaminar wiring technique
,
椎弓下締結法
,
stability
,
固定性
Keyword:
radiological analysis
,
X線学的検討
,
occipitocervical fusion
,
後頭頚椎固定術
,
sublaminar wiring technique
,
椎弓下締結法
,
stability
,
固定性
pp.131-135
発行日 1998年2月25日
Published Date 1998/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408902363
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抄録:sublaminar wiring法による後頭頚椎固定術の固定性について検討することを目的として,術後X線像の変化について調査検討した.調査時には上位頚椎部において垂直方向,前後方向ともに軽度の転位は認めたが,全体として固定位は保持されていた.頭蓋骨には微量ではあるが前方へ,なおかつ全体として尾側への動きが認められた.本法による固定性の限界のために,頭蓋骨の重みが作用して軽度ではあるが前方.尾側への転位が生じたものと思われる.
内固定材の種類によって,固定性には差が認められた.Tlloopを使用した症例における固定性は,rectangular rodのそれよりも優れていた.
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