Japanese
English
論述
腰椎椎間関節造影と後枝内側枝の電気刺激による放散痛の検討
Referred Pain Patterns of the Lumbar Zygapophyseal Joints and the Dorsal Ramus
福井 晴偉
3
,
大瀬戸 清茂
1
,
塩谷 正弘
1
,
大野 健次
2
,
長沼 芳和
1
,
唐澤 秀武
1
Sei Fukui
3
1関東逓信病院ペインクリニック科
2高松赤十字病院麻酔科
3阪南中央病院麻酔科
3Department of Anesthesiology, Hannan Central Hospital
キーワード:
lumbar zygapophyseal joint
,
腰椎椎間関節
,
zygapophyseal joint pain
,
椎間関節性疼痛
,
medial branch of the dorsal rami
,
後枝内側枝
Keyword:
lumbar zygapophyseal joint
,
腰椎椎間関節
,
zygapophyseal joint pain
,
椎間関節性疼痛
,
medial branch of the dorsal rami
,
後枝内側枝
pp.1121-1126
発行日 1996年10月25日
Published Date 1996/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408902010
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抄録:各々の腰椎椎間関節,脊髄神経後枝内側枝がどのような部位の痛みの原因として関与しているか多数の腰痛患者で調査を行った.対象は腰椎椎間関節由来の疼痛が疑われた患者で椎間関節ブロックを施行した患者のうち造影剤注入時に本来の痛みの部位に疼痛の再現性が得られ局麻薬注入後に疼痛の消失が得られた患者48人,71関節,また椎間関節ブロックの長期的効果が認められず,facet rhizotomyを施行した患者のうち,後枝内側枝の電気刺激時に本来の痛みの部位に疼痛の再現性が得られ,facet rhizotomyにより疼痛が消失した患者39人,93部位とした.それぞれの放散痛の部位を5カ所にわけて記載し,L1/L2からL5/S1までの椎間関節,Th12からL5までの後枝内側枝の放散痛の部位を調べた.
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