Japanese
English
特集 脊椎内視鏡下手術の進化・深化
展望:痛みを視る
慢性腰椎椎間関節痛に対する内視鏡腰神経後枝リゾトミー
Endoscopic Dorsal Ramus Rhizotomy in Managing Facetogenic Chronic Low Back Pain
出沢 明
1
Akira DEZAWA
1
1医療法人明隆会 出沢明PEDクリニック
1Akira Dezawa PED Clinic
キーワード:
内視鏡リゾトミー
,
endoscopic rhizotomy
,
慢性腰椎椎間関節痛
,
chronic lumbar zygapophysial joint pain
,
高周波アブレーション
,
radiofrequency ablation
Keyword:
内視鏡リゾトミー
,
endoscopic rhizotomy
,
慢性腰椎椎間関節痛
,
chronic lumbar zygapophysial joint pain
,
高周波アブレーション
,
radiofrequency ablation
pp.1167-1172
発行日 2023年9月25日
Published Date 2023/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408202781
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難治性慢性腰痛の一般的なリゾトミー根治術には,高周波焼灼術と低侵襲の内視鏡リゾトミーの2種類がある.神経線維は,手術器具で切断したり,化学物質や電流で焼いたりすることで処理される.最近のBASGに代表されるMRIの細径神経の可視化はめざましい.併せて内視鏡などの光学機器の進歩には目を見張るものがある.後枝内側枝を確認して確実に処理を行う選択的リゾトミーをはじめ今後さまざまな分野に内視鏡の技術が応用されるであろう.
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