Japanese
English
検査法
腰椎疾患におけるMRミエログラフィーの経験
Experience of the MR Myelography in Lumbar Diseases
山口 潔
1
,
高橋 和久
1
,
山縣 正庸
1
,
村上 正純
1
,
守屋 秀繁
1
,
北原 宏
2
,
守田 文範
2
,
中野 喜正
2
,
石井 照之
2
Kiyoshi Yamaguchi
1
1千葉大学医学部整形外科
2千葉大学付属病院放射線部
1Department of Orthopaedic Surgery, School of Medicine, Chiba University
キーワード:
MRミエログラフィー
,
MR myelography
,
腰椎疾患
,
lumbar diseases
,
脊髄腔造影
,
myelography
Keyword:
MRミエログラフィー
,
MR myelography
,
腰椎疾患
,
lumbar diseases
,
脊髄腔造影
,
myelography
pp.1053-1056
発行日 1995年9月25日
Published Date 1995/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408901716
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抄録:腰椎椎間板ヘルニア,脊柱管狭窄症等の退行性腰椎疾患においてMRミエログラフィーの撮像を試みた.MRIは,GE社製シグナアドバンテージ1.5Tを用い,3次元撮像モードであるSSFP法にて画像データを収集し,脳脊髄液を強く高輝度に描出した.撮像時間は約3分間である.本法により,椎間板ヘルニア例では従来の脊髄腔造影像と同様の画像が得られ,脊柱管狭窄症例では従来の脊髄腔造影でのブロック部より末梢の描出が可能であった.本法は画質がやや劣るものの,将来的に従来の脊髄腔造影検査にかわりうる可能性があり,新しい非侵襲的検査法として有用であると考えられた.
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