特集 主題I:Spinal Dysraphism/主題II:Pedicular Screwing(第19回日本脊椎外科学会より)
主題II:Pedicular Screwing
pedicular screwingをめぐる現状と諸問題〔座長総括〕
大谷 清
1
1国立養所村山病院整形外科
pp.416-418
発行日 1991年4月25日
Published Date 1991/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408900325
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pedicular screwingの原理は,そう新しいものではなく,Micheleら(1949)1)の報告が最初である.この方法がつい最近まで等閑視されてきた理由は,本法は手技的に難しく,特に神経損傷を合併する危険性が高いこと,加えてinstrumentの開発が遅れていたことにあると思う.今日,本法がにわかに普及してきた背景にはinstrumentの開発に負うところ大であろう.
第19回日本脊椎外科学会でpedicular screwing法が主題として取り上げられ,61題の本法関連演題が発表された.これら演題をもとに,本法の現状と問題点につき私見を加えてまとめてみた.
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