Japanese
English
特集 主題I:Spinal Dysraphism/主題II:Pedicular Screwing(第19回日本脊椎外科学会より)
主題I:Spinal Dysraphism
二分脊椎児者の社会的不利に関する調査
Social Handicap in Spina Bifidas
鈴木 伸治
1
,
管野 妙子
2
,
畠山 貞三
3
,
熱田 裕司
4
,
浜田 修
4
,
竹光 義治
4
Nobuharu Suzuki
1
1北海道立旭川肢体不自由児総合療育センター整形外科
2北海道立旭川肢体不自由児総合療育センター保育課
3北海道立旭川肢体不自由児総合療育センター指導課
4旭川医科大学整形外科
1Department Orthopaedic Surgery, Asahikawa Children's Rehabilitation Center
キーワード:
二分脊椎
,
spina bifida
,
社会的不利
,
social handicap
Keyword:
二分脊椎
,
spina bifida
,
社会的不利
,
social handicap
pp.407-414
発行日 1991年4月25日
Published Date 1991/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408900324
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抄録:二分脊椎児者の社会的不利について検討するため,北海道に在住する二分脊椎児者137名の社会参加の現状についてアンケートを用い調査した.アンケート回収総数は69名(50.4%)であった.
身体面:体の痛みが高頻度でみられ,年齢が高い程腰痛の占める割合が高く,脊柱に関わる障害の重要性が示された.また各年齢を通じて疲れ易く,体の痛みとともに社会参加を妨げる一因と考えられ,体力の増進を計ることが重要であると考えられる.
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