Japanese
English
論述
骨髄腫における整形外科的治療
The Orthopedic Management of Myeloma
山口 岳彦
1
,
早乙女 紘一
1
,
永島 覚一
1
,
星野 孝
1
,
松本 安司
2
Takehiko Yamaguchi
1
1獨協医科大学整形外科学教室
2松本整形外科医院
1Department of Orthopedic Surgery, Dokkyo University School of Medicine
キーワード:
骨髄腫
,
myeloma
,
整形外科的治療
,
orthopedic therapy
,
病的骨折
,
pathological fracture
,
OAF
,
osteoclast activating factor
Keyword:
骨髄腫
,
myeloma
,
整形外科的治療
,
orthopedic therapy
,
病的骨折
,
pathological fracture
,
OAF
,
osteoclast activating factor
pp.703-708
発行日 1990年6月25日
Published Date 1990/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408900125
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抄録:骨髄腫は整形外科でも比較的よく遭遇する悪性腫瘍である.近年の化学療法の進歩により平均生存年数が延長するにつれ,骨痛・病的骨折・脊髄神経麻痺など以前にも増して整形外科的治療の必要性も高まっている.そこで私たちは当科における骨髄腫の治療例を検討し整形外科的観血的治療の問題点を中心に考察した.
1978年以降当科を受診した骨髄腫患者は22人おり,初診時主訴は腰背部痛が13人と最も多かった.手術治療を行った患者は6人で,骨折に対し保存的治療を行った者は4人であった.
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