Japanese
English
調査報告
運動習慣はロコモティブシンドロームと関係するか?—preliminary study
Does the Fitness Habits Prevent Locomotive Syndrome? Preliminary Study
重松 英樹
1
,
宗本 充
1
,
田中 誠人
1
,
川崎 佐智子
1
,
増田 佳亮
1
,
須賀 佑磨
1
,
山本 雄介
1
,
田中 康仁
1
Hideki SHIGEMATSU
1
,
Mitsuru MUNEMOTO
1
,
Masato TANAKA
1
,
Sachiko KAWASAKI
1
,
Keisuke MASUDA
1
,
Yuma SUGA
1
,
Yusuke YAMAMOTO
1
,
Yasuhito TANAKA
1
1奈良県立医科大学整形外科学
1Department of Orthopaedic Surgery, Nara Medical University
キーワード:
運動習慣
,
fieness habits
,
ロコモティブシンドローム
,
locomotive syndrome
,
ロコモ度
,
normal population
Keyword:
運動習慣
,
fieness habits
,
ロコモティブシンドローム
,
locomotive syndrome
,
ロコモ度
,
normal population
pp.609-612
発行日 2019年6月25日
Published Date 2019/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408201393
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背景:運動習慣は健康関連QOLに差が出ることが報告されている.本研究の目的は,運動習慣とロコモティブシンドロームの関係を明らかにすることである.
方法:奈良県内の健康イベントに参加した20歳以上の成人男女143名(男性47名,女性96名)が対象である.立ち上がりテスト,2ステップテスト,ロコモ25を用いてロコモ度を求めた.またアンケートで運動習慣の有無を調査した.
結果:運動習慣ありと答えたのは72名(50.3%),平均年齢59.5歳である.ロコモ度1は42名(58.3%),ロコモ度2は5名(6.9%)であった.運動習慣なしは71名(49.7%),平均年齢50.2歳である.ロコモ度1は33名(46.5%),ロコモ度2は9名(12.7%)であった.
まとめ:65歳未満の非高齢者では65歳以上の高齢者よりも運動習慣がない割合が有意に高かった.運動習慣の有無でロコモ度に有意な差は認めなかった.
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