Japanese
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特集 ロコモティブシンドローム臨床判断値に基づいた整形外科診療
脊柱変形とロコモティブシンドローム
Adult Spinal Deformity and Locomotive Syndrome
八木 満
1
Mitsuru YAGI
1
1慶應義塾大学医学部整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Keio University School of Medicine
キーワード:
成人脊柱変形
,
adult spinal deformity
,
ASD
,
ロコモティブシンドローム
,
locomotive syndrome
,
フレイル
,
frailty
Keyword:
成人脊柱変形
,
adult spinal deformity
,
ASD
,
ロコモティブシンドローム
,
locomotive syndrome
,
フレイル
,
frailty
pp.159-163
発行日 2022年2月25日
Published Date 2022/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408202255
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身体的フレイルの重要な原因となるロコモ度は成人脊柱変形(adult spinal deformity:ASD)患者では進行している場合が多い.一方,ASD患者では体幹筋量の低下があるが,サルコペニアと呼ばれる全身性の筋量低下や筋力低下は認めない.歩行能力に代表されるロコモティブシンドロームによる移動機能の低下は,手術により改善するが,これらの患者は合併症発生リスクが高く,治療の選択には十分な検討が必要である.
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