Japanese
English
臨床経験
腰部脊柱管狭窄症を持つ高齢者へのロコモチェックを用いた評価—一般高齢者との比較
The Evaluation for Lumbar Canal Stenosis Patients with Locomo-Check Comparison with Normal Elderly People
重松 英樹
1
,
岩田 栄一朗
1
,
田中 誠人
1
,
奥田 哲教
1
,
森本 安彦
1
,
増田 佳亮
1
,
山本 雄介
1
,
田中 康仁
1
Hideki SHIGEMATSU
1
,
Eiichiro IWATA
1
,
Masato TANAKA
1
,
Akinori OKUDA
1
,
Yasuhiko MORIMOTO
1
,
Keisuke MASUDA
1
,
Yusuke YAMAMOTO
1
,
Yasuhito TANAKA
1
1奈良県立医科大学整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Nara Medical University
キーワード:
腰部脊柱管狭窄症
,
lumbar canal stenosis
,
ロコモチェック
,
locomotion check
,
ロコモティブシンドローム
,
locomotive syndrome
Keyword:
腰部脊柱管狭窄症
,
lumbar canal stenosis
,
ロコモチェック
,
locomotion check
,
ロコモティブシンドローム
,
locomotive syndrome
pp.915-918
発行日 2017年9月25日
Published Date 2017/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408200916
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背景:ロコモティブシンドロームはロコモチェックで自己評価できる.
方法:健康イベント参加の65歳以上の高齢者と当院で手術した腰部脊柱管狭窄症(以下,LSS)に,ロコモチェックで評価し,比較検討した.
結果:LSSの患者はロコモチェックの該当項目数が有意に増加していた.また,一般高齢者とLSSともに「家の中でつまずいたり滑ったりする」や,「横断歩道を青信号で渡りきれない」ことは両群ともに該当しにくい項目であった.
まとめ:LSS患者では一般高齢者と比較し,ロコモチェックの該当項目が有意に増加していた.
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