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あとがき
松山 幸弘
pp.1260
発行日 2015年12月25日
Published Date 2015/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408200427
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「温故知新」「承前啓後」という四字熟語がある.これは過去の事実を研究し,そこから新しい知識や見解をひらくこと,また過去のものを継続し,それを発展させながら将来を開拓していくことを示すものであるが,まさに今月号の特集は「世界にインパクトを与えた日本の整形外科」に加えて「整形外科の歴史」が取り上げられ,この四字熟語にぴったりフィットする内容である.
諸先輩が苦労の末築き上げてきた独創的な研究は,私たちはもちろんのこと世界中に大きなインパクトを与えてきた.これらの研究は整形外科の歴史からヒントを得て築き上げられ,そしてその研究がまさに整形外科の新しい歴史として刻まれるに違いない.若い整形外科医にとって,またベテラン整形外科医にとっても今月号は特に心を打つ内容となっていると思う.
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