特集 世界にインパクトを与えた日本の整形外科
反復性肩関節脱臼に対する鏡視下手術
菅谷 啓之
1
1船橋整形外科病院肩関節肘関節センター
pp.1170-1172
発行日 2015年12月25日
Published Date 2015/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408200404
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筆者が開発した技術やアイディアで,現在,反復性肩関節脱臼(以下,反復脱)治療に大きな影響を与えているのは,①術前診断において今や常識化している,上腕骨頭を外した関節窩の術前3DCT検査5),②関節鏡視下にカニューラを使用しない関節内でのスーチャーリレー法6),③骨性Bankart病変の修復3,7,8)の3点であろうか.
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