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誌上シンポジウム 整形外科医の未来像―多様化したニーズへの対応
大学病院が整形外科教育に果たす役割
The Role of University Hospital on Orthopaedic Residency Program
安井 夏生
1
Natsuo Yasui
1
1徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部再生修復医歯学部門感覚運動系病態医学講座運動機能外科学
1Department of Orthopaedics, Institute of Health Biosciences, The University of Tokushima Graduate School
キーワード:
大学病院
,
university hospital
,
整形外科教育
,
orthopaedic residency program
Keyword:
大学病院
,
university hospital
,
整形外科教育
,
orthopaedic residency program
pp.425-428
発行日 2010年5月25日
Published Date 2010/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408101727
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大学病院の使命は「診療」「教育」「研究」であったはずである.それぞれは独立したものではなく,互いに切り離せないものであり,同時進行的に行われてきた.最近はこの3本柱に加え「経営」という,時に価値観が相反する要素が重要視されるようになった.医療人養成に中心的な役割を果たしてきたはずの大学病院が,目指すべき方向を失いつつあるとすれば国家的危機である.ここでは学部教育,初期研修,専門研修において,大学病院が整形外科教育に果たす役割を考えてみる.
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